皆さん? どうですか? InDeisgnドキュメントの作成バージョンのこと、どう思ってます? 下位バージョンのドキュメントを上位バージョンで開くと、下記イメージの赤線部分のように、末尾に[変換]の文字が追加されます。でも、ただそれだけでは作成バージョンが分かりません。
もちろん「Adobe Bridge」で調べたり、もしくはshock tmサイトの「あどびノ夜叉」に放り込んでもいいですよね。でもそれが、もしドキュメントを開いたときにわかるとしたらどうしますか? そんな便利なスクリプトがここにはある!それが「IDverChecker.jsx」です!
インストール方法
InDesignのスクリプトパネルから「エクスプローラーで表示」を実行し、
表示されたフォルダ「Scripts」内の「Startup Scripts」フォルダを開いて、
ダウンロードした「IDverChecker.jsx」を置いて下さい。
で、準備完了です、InDesignが立ち上がってるならば再起動をお願いします。
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使用方法
ドキュメントを開くとイベントリスナーが働き、バージョンチェックのスクリプトが自動で実行します。
◇下記はアラートの一例です。
アプリ:CS6 ドキュメント:CS4
アプリ:CS6 ドキュメント:CS5
アプリ:CC2015 ドキュメント:CS6
アプリ:CC2015 ドキュメント:CS4
使用バージョンと作成バージョンが合致していればアラートは出ません。
対応バージョン
InDesign CS2からCC2015まで。
注意事項
対応バージョンCS2からCC2015と書きましたが、テストはCS4・CS5・CS6・CC2015バージョンでしか行っていません(CS3のドキュメントがないので、CS4も未検証も同然!)。バージョンの判別は想像で行っておりますので、エラーが出る場合は適宜修正して下さい(もしくはアンインストール)。
バージョンによって返り値のルールが違う
何故かというと、CS6以上はアプリバージョンが「結果 : 8.1.0.420」でドキュメントバージョンが「結果 : Adobe InDesign CS6 (Windows)」という感じで出て、CS5以下はアプリバージョンが「結果 : 7.0.4.553」でドキュメントバージョンが「結果 : Adobe InDesign 7.0」という感じからなのです(CS5.5は未検証)。
上記のアラートのメッセージを見ると良く分かりますが、CS6以下のドキュメントはバージョンに「CS」の文字が付きません(というかCS6だけ「CS」が付くのか?)。CC(無印)からは「CC」が付くようです。ムチャクチャ分かりにくいのですが、とりあえず下記の通りにバージョンを合わせております。
バージョン6系統:CS 4
バージョン7系統:CS 5
バージョン7.5系統:CS 5.5
バージョン8系統:CS 6
バージョン9系統:CC(無印)
バージョン10系統:CS 2014
バージョン11系統:CS 2015
そんな「IDverChecker.jsx」 ダウンロードはコチラから
追記:2016/09/06 チェックのエラーが修正されて「IDverCheckerPlus.jsx」になりました。詳細はコチラの記事をご覧下さい。
便利だと思う度 ★★★☆☆
外からドキュメント来ない人 ☆☆☆☆☆
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