インデザインバージョンチェッカー「IDverChecker.jsx」をCC 2019用に修正してる時に気付いたんですが、『もしかしてエクステンションで作れば、イラレとホトショでも使えるんじゃね?』と思い立って勢いよく作ったものの、こんなんAdobeさんの審査に通るのかしら?と不安でいっぱいのshock tmです、こんにちわ!(息継ぎ無し)
新手のバージョンチェッカーどうですか?
つーわけで、なんとか審査に通ったので公開します。っていうか昼過ぎ出して、夕方審査通ったってメール来た!今回メチャ早い!
で、「IDverChecker.jsx」との相違点は何かというとドキュメントを開いた時ではなく、アクティブになった時にチェックします。
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バージョン相違アラートの条件
インデザインとホトショは保存バージョンが選べないので、作成バージョンがそのまま保存バージョンになります。
イラレは保存バージョンが選択できましたが、CC(メジャーバージョン17)以降は選択できないので作成バージョンが本当の保存バージョンってことになりそうです。(互換性があると言われてもそんなもん信用ならないな)
なわけでCCバージョンで保存されている場合は作成バージョンと使用中のバージョンを比較して相違を検知す。とりあえずメジャーバージョン同士をチェックすることにしてます(気が向けばマイナーバージョンもやる!)。
バージョン書いてるとこ合ってんの?
インデザインは『app.activeDocument.metadataPreferences.creator』で取得
フォトショップは『app.activeDocument.xmpMetadata.rawData』から取得できるxmlのhistoryタグから取得
イラストレーターも『app.activeDocument.XMPString』から取得できるxmlのhistoryタグから取得しようとしましたが、怪しい…作成したバージョンぽいな。なのでやっぱりの力技で取得しました。そうです『%%Creator:』です。
今回、『node.js』を初めて使用して、イラストレーターのファイルを読み込んでいます。line読込なので、大容量ドキュメントでも時間はかかりますが『あどびノ夜叉』と違い読み込めるはずです(多分)。非同期なので読込中も作業も続けられます。
『あどびノ夜叉』でも、この『node.js』の技術流用すれば大容量のドキュメントでも対応できるな…。
できるだけ小さく!小さく!
下記が標準状態のパネルですが、
全面にバーン!って感じのパネルではないので、できるだけ最小構成で挑んでいます(下記が全種類)。
オススメはツールバーの横っちょにメッチャ縦長での使用!
ホトショなら下に横長もイイカモ(しかしパネル名のタブが邪魔だ)。ドキュメントの下にくっつけられるのはホトショだけだな!
ツールパネルの下の空きスペース活用するのもいいかも?しかしツールパネルには他のパネルが引っ付かないな!
高さを縮めて、通常パネルに紛れ込ませてもいいですけどね。
使用方法
アプリ起動後にパネルを表示する、以上!
…もうちょっと説明すると、パネルメニューからは『相違があるときアラートを表示させる』オプションを用意しています。「IDverChecker.jsx」と同じ感じですね。
通常でも相違があればドキュメントバージョンが赤く光りますので、うっとしいならオフが適切カモですね。それとパネル内をクリックすると再読み込みしますので、上書きしたときなどにご使用ください。
アプリによって起動と終了タイミングが違うみたいで、イラレは一回起動したら閉じても永続性がアリソナ感じで、インデザイン・ホトショは閉じたら終わりっぽいです
アプリ名 | 起動条件 | 永続性 | 終了条件 |
Illustrator | パネル表示 | ○ | アプリ終了 |
Photoshop | パネル表示 | × | パネルアイコン状態 |
InDesign | パネルアイコン表示 | △ | パネル終了 |
ようするに、常にちっちゃく表示しとくのが一番ですね。
あと今回はバージョン情報xmlをwebから引っ張るのでバージョンアップしても直ぐに対応出来ます!
インストールはこちらから
つーわけで手軽にイラストレーター・インデザイン・フォトショップ上でバージョンを確認できるエクステンション『versionView』、バージョン管理のお供にどうぞ!
インストールはAdobeExchange内から(下記リンク)。
→AdobeExchange:versionViewのページ
うっかり『PHSP』を記述し忘れたので、Adobe Exchange内ではフォトショップ非対応となっておりますがちゃんとインストールされますので安心して下さい!
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