InDesignスクリプトアイコン

IndesignのPDF書き出し時に配置画像が欠けるときにやるべきことその1~3。ついでにバッググランドタスクのオンオフを切り替えるスクリプトも公開

IndesignでPDF書き出し時に配置画像が欠けたことありませんか? そんな状況に陥った時にやるべき対処法と何かとお邪魔なバッググランドタスクをオフにするスクリプトも大公開!


悪名高きバックグラウンドタスク

その1 書き出し中は他の操作をしない

これは基本ですね(よね?)。CPUを書き出し作業にを集中させてあげましょう。ただただ見守ってあげましょう。

その2 書き出し先をローカルディスクにしてみる

これは中々、渋いチョイス。会社によってはサーバ上で作業しているところも多いでしょう。が、不具合が出たときは書き出し先をローカルのハードディスクに替えてみると案外簡単に問題は解決することがあります。

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その3 バッググランドタスクをオフに【スクリプト有】

【バッググランドタスク】自体をオフにしよう!という解決策です。オフにすると、書き出し時に他のIndesignでの作業が行えなくなります(他のアプリケーションは別ですが…)。

【DisableAsyncExports.txt】というファイルをアプリケーションパスに置いておくと【オフ】になります。WindowsとMacで微妙に違います、詳しくは下記コードをご参照ください(興味のない方はすっ飛ばしてください)。

bgtChange()
function bgtChange(){
    var now
    var after
    var txtPath=""
    if($.os[0]=="W"){//win
        txtPath=app.filePath+"/DisableAsyncExports.txt"
    }else{//mac
        txtPath=decodeURI(Folder.appPackage)+"/Contents/MacOS/DisableAsyncExports.txt"
    }
    var taskFile=new File(txtPath)
    if(taskFile.exists){
        now="OFF"
        after="ON"
    }else{
        now="ON"
        after="OFF"
    }
    if(confirm ("バッググラウンドタスク機能は【"+now+"】になっています。\n\n【"+after+"】に切り替えますか?")){
        if(after=="ON"){
            taskFile.remove()
        }else{
            var a=taskFile.open("w");
            taskFile.write("");
            return taskFile.close();
        }
    }
}

起動すると下記イメージのようなダイアログが発動します。

これが切り替え画面だ!

【はい】を押すと、【ON】なら【OFF】に【OFF】なら【ON】に切り替わります。【OFF】にすると、あぁ懐かしの【PDF を生成中】の復活祭です!

懐かしのプロセスバー

まとめ

IndesignのPDF書き出し時に不具合が出る場合は今回の3点を是非お試しください。きっと良い結果があなたを待っています。

その3でご紹介した、Indesignのバッググランドタスクを切り替える便利な便利な「bgtChange.jsx」。ダウンロードは下記リンクから

→web site:shock tm 「あどびのすくりぷと」ページ

2回使わない度 ★★★★☆

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