皆さんはIllustratorで作業中、画像の配置オプションを変更したいなと思いませんか?僕は結構あります!っとどこかで見たような書き出しですが、それもそのはずインデザインでの画像配置オプションが自由自在に!配置後にオプションを表示するスクリプト「画像配置オプション.jsx」の待望のイラレ版なのです。その名も「画像読み込みオプションAI.jsx」!
対応バージョンは無印のCC以降、メジャーバージョンでいうと17以降(だと思います。)。残念ながらCS6までは実行できません。
配置オプションの再表示(デフォルト)
そもそもデフォルトでどうやって表示させるの?リンクタブから「配置オプション」を選択か?
ん~思てたんと違うわ~。バウンディングボックスとか裁ち落としとか配置ページとかを変更したいのよ(この機能いつ使うん?)。じゃあやっぱり再選択するしかない?
そう、これこれ!しかし同じファイルを間違いなく選択しなければならないのでご不満。ファイル選択ダイアログは配置画像のフォルダを開いてくれるわけでもなく。それに配置後のサイズのコントロールができない。つまり不満だらけ。
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デフォルト配置オプションは出せず…自作に
というわけで今回開発した、スクリプト「画像配置オプションAI.jsx」を実行!
デフォルトの配置オプションを出せなくて配置オプションを自作しました。選択方法は普通に考えればコンボボックスなんですが、数値入力&ラジオボタンの併用にしました。この方がどう考えても早いです!
では一つずつ説明を
トリミング:
これはデフォルトと同じなので割愛させて頂きます。
保持:
これはリンクタブの「配置オプション」みたいな感じですが、ちょっとオリジナルなので説明を。
1:配置済みサイズ保持
新しいトリミングで同じサイズに置き換えます。つまり変倍OKです。配置ページ変更だけの場合はコレですね。
2:100%を保持
新しいトリミングで100%センター配置します。一度縮小した画像でも100%に戻せるので便利!
3:縦優先で縦横比を保持
新しいトリミングで縦サイズを配置済みサイズに合わせ、横は同じパーセントで配置します。よって等倍になります。
4:横優先で縦横比を保持
新しいトリミングで横サイズを配置済みサイズに合わせ、縦は同じパーセントで配置します。よって等倍になります。
トンボ付きPDFのアート領域を裁ち落とし領域で再配置した場合、保持オプションの違いは下記のようになります。
配置ページ:
配置するページを指定します。残念ながら総ページ数が分かりませんので存在しないページを指定すると1ページ目が配置されます。
クリッピング内やグループ内も可
クリッピングされててもグループ内でも大丈夫です。ただし、ダイレクト選択ツールで画像のみを選択してください。
短所は画像そのもののアピアランスは消去されてしまいます。下記のような感じです。アピアランスは「変形」と「ドロップシャドウ」を適用しています。
インデザインと違いスクリプト上、トリミングや配置ページを変更しての入れ替えが出来ず。新規に画像配置して入れ替え先の画像属性・並び順を適用しています。なのでスクリプトでアピアランスは扱えないので失ってしまいます。引き継ぐ画像属性は
の4項目です。
うまく使うと下記のような感じで手早く画像を次々と再配置が出来ます。すごく便利ではなかろうか!
次回配置オプション設定のオマケ機能
ついでに画像選択をしていない状態でスクリプトを実行すると、次回ドロップファイルの配置オプションを設定できます。
ダウンロードは「あどびのすくりぷと」ページ
デフォルトの読み込みオプションではないのでプレビューが見れない・総ページ数が分からないという弱点はありますが、手軽に変更できるのでムッチャ便利やん。しかしデフォルトのメニューからのスクリプト実行は余計時間がかかるので拙作スクリプトパネルScripshonTreesを使用しましょう!
興味のある方はを下記リンクからダウンロードして下さい
→web site:shock tm 「あどびのすくりぷと」ページ
便利だと思う度 ★★★★★
何言ってるか分かりません ☆☆☆☆☆
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