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Wordルビ振りスクリプトが変な方向にパワーアップ!?入力されたルビ振り区切りパターンを学習し、xmlに保存します!新名称は「rubyDeepLearning.jsx」!

Wordのルビ振りスクリプト「wordルビ振りPlus.jsx」、割と便利に使っていたのですが、ルビパターンを入力するのに疲れてきまして、パターンを学習させてみようと思い立ちました。

※この記事は古いです、現在はエクステンションをリリース中!

ついに最終型!Yahoo APIを利用したザ・サイコーなラーニング型ルビ振りエクステンション【jpnFurigana】をリリース!

一度入力されたパターンを別ファイル(xml)に保存する

っという方向にしました、学習結果の保存形式はxml。具体的にはjsxスクリプトで「Folder.userData+”/rubyDeep.xml”」の場所にxml形式で保存します(windowsなら「C:\Users\★ユーザ名★\AppData\Local\Temp\rubyDeep.xml」になります)。xml書式はこんな感じにです。

<漢字>かん じ</漢字>

基本の使い方は前回までと同じ!

使い方は前回までと同じで、ルビを振りたいwordを文書をInDesignのテキストフレーム(フレームグリッドも可!)にペーストし、フレームを選択して「rubyDeepLearning.jsx」を起動します。「rubyDeepLearning.jsx」からは下記イメージのようなルビ登録画面になりました。

新ルビ登録画面

ルビ登録画面を一新!

一番の見どころは送り仮名を追加したところです。送り仮名は初期値の候補を自動で入力させています、上のイメージですと送り仮名は要りませんので、、、下記イメージのように削除して、「登録」です!

送り仮名いらない!

前回と同様にルビ区切りは半角スペースです、下記イメージのような感じですね。

半角スペースで区切る

同じ漢字でも「美(うつく)しい」等の読み方が違い送り仮名がいる場合は、下記イメージのように再びダイアログが出現します。

読み方が違えばまた出現

送り仮名の初期値は「しい」ですが「し」にしました。ちなみに送り仮名付きのxmlの書式はこういう感じです。

<美 送り仮名="し">うつく</美>

ほんで、ダイアログ下の「Esc(登録せずにルビ振り)」ボタンですがこのボタンは「本来は熟語だけど漢字1文字ずつにルビが振られている」などの場合に使用します。下記のような感じです。

こういうのはEsc!

こういう場合は実際は「大阪」で「おおさか」なので1文字ずつは都合が悪いです。でも振りたい!我慢できない!なので、xmlに書式登録せずに振る機能を付けたました。書式的に下記のようになるのは非常に具合が悪いのです。

<大阪>おお さか</大阪>
<大>だい</大>
<大>おお</大>
<阪>さか</阪>

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学習結果のXMLに関するいろいろな機能

テキストフレームを選択せずに起動すると、下記イメージのような編集モードダイアログが出現します!

ルビ編集モード

xmlの編集機能

新規登録は「単語検索」に漢字(例は「新規」)を入れて「検索」で「親文字」にルビ親文字が入るので、「ルビ文字」「送り仮名」を入力して、「登録」!

漢字を入力し「検索」!

修正・削除は「単語検索」に漢字(例は「」)を入れて「検索」で、候補がある場合はリストボックスに表示されます。候補を決めたら、「削除」!もしくは「ルビ文字」「送り仮名」を変更して「登録」!

候補から選択

登録ファイルをサーバ上にし、お近くの人と共用!

「登録ファイルの変更」で学習結果のxmlの場所を変更できます。お近くの人とサーバ上で同じ場所にXMLファイルを指定すると、学習結果が共用できてその学習速度は通常の2倍、いや10倍の破壊力です。

登録ファイルを開いて閲覧

「登録ファイルを開く」でxmlが開き学習結果を確認できます。

ルビが振られているフレームから学習する

ルビ振りを終えているテキストフレームからルビパターン学習をすることも実装しております(ちょっと未完成マッスルスパークです)。

目指すべき最終成果は「自動ルビ振り」の実装!

「何故に送り仮名登録までするのか?」実際、wordテキストのルビ振りだけなら、送り仮名を登録までする必要はありませんでしたが、深遠なる未来への第一歩として送り仮名情報の登録を決めました。それはズバリ「学習したxmlを使用してプレーンテキストのルビを振る」為です!

学習結果xml何もないところからルビを振る

実行したテキストフレームにルビがない漢字なら学習結果から予測したルビを振り、学習結果になければ通常のルビ振りを行い、それをまた「学習」するという予定です。別スクリプト(近日公開:rubyAlfa.jsx【仮】)にて実現させようと思います。Wordテキストなのか通常テキストなのか判別が難しいので、別スクリプトにしました。使い分けは下記参照。

wordルビ付きテキスト→rubyDeepLearning.jsx

word文書にて振られているルビのみを変換します、そしてそれを学習します。既に振られているフレームからも学習できます。

プレーンテキスト→rubyAlfa.jsx【仮】

ルビ情報がないテキストに学習結果から予測したルビを振ります。存在しなければ手入力でルビ振りをします、そしてそれを学習します。→詳しくはコチラ

スクリプトの動画

まだまだ進化中の「rubyDeepLearning.jsx」ダウンロードはどこで?

大幅パワーアップを果たしたWord対応のルビ振りスクリプト「rubyDeepLearning.jsx」。ダウンロードは下記リンクから

→web site:shock tm 「あどびのすくりぷと」ページ

自分で使ってる度:★★★★☆
未来への可能性度:★★★★★

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Wordルビ振りスクリプトが変な方向にパワーアップ!?入力されたルビ振り区切りパターンを学習し、xmlに保存します!新名称は「rubyDeepLearning.jsx」!」への2件のフィードバック

  1. Aw, this was a very nice post. In thought I want to put in writing like this moreover taking time and actual effort to make an excellent article but what can I say I procrastinate alot and not at all seem to get something done. kceeddaaegcb

Johne414 へ返信する コメントをキャンセル

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